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U-17日本代表vs.京都サンガ練習試合観戦記
文/森田将義
高槻・荻谷で合宿を行うU-17日本代表がサンガと練習試合を行うということでサンガタウンへ行ってきました。練習着であれど、そこはヤタガラスの威厳なのか、サッカー小僧としてはテンションが上ります。ましてや、関西で代表なんて、なかなか観る機会なんてありません。
試合は中盤でのカットから素早く右の倉貫へ展開し、PA内の田原へクロス。これを冷静に合わせ、サンガが先制。しかし、U-17も負けてはいない。すぐに、DFラインでのボール回しから高橋が右サイドから中へドリブル。サンガにカットされたが、すかさず山田がカットし、右CK付近に開いた大塚へスルーパス。大塚がグラウンダーのボールをPAの中へいれ、これを田中が合わせ同点。後半終了間際にPA手前でのFKを小原に豪快に決められた。
しかしながら、U-17の出来栄えは秀逸。DFラインとボランチでボールを回しつつ、人が動き生まれたスペースをつくという“日本らしい”サッカー。体格差を埋めるためか、1タッチ、2タッチで素早く繋いだり、右サイド偏中に見せかけて、左サイドの裏へ大きく振るなど戦術的なバリエーションも多かった。前半早くから交代で入った14番の河野広貴もスピードを活かし、パスサッカーのいいスパイスに。
後半に入り、U-17はガラリとメンバーチェンジ。狙うサッカーは一緒ながらも、連携不測なのか、徹底出来てないのか、動きが少なく、ミドルゾーンでボールを失う場面が目立ち始めるU-17。連動したプレスが効かず、中盤で簡単に繋がれる場面が増えた結果、隅田航×2、安藤淳に決められ3失点。攻撃面でも、個人技に頼る場面が多かった。
終了10分前ほどからGK原裕太郎、左SBが田中、左右のMFが11長谷部彩翔、22田口泰士にチェンジ。多少、サイドからの崩しが増えたものの、ゴールは奪えず、タイムアップとなった。
試合を通しての感想としては、W杯は1本目のメンバーでいいかなと。チームとしてだけでなく、個人としてもうまくアピールできたと思う。逆に2本目のメンバーはアピール不足。スタメンが固まりつつある中で、残りの登録枠は後わずか。残り少ない合宿で少しでもアピールをしてほしい。
サンガでは、U-17世代で唯一のフル出場となった山田樹がGood。ポジショニングがうまく、対面に仕事させる機会はなし。試合中、サンガのメンバーからも、「いい判断」「お前がゴールの起点だよ」などと誉められる場面も多かった。本職と呼べる左SBがいないので、一度試してみる価値はあるのでは?
(U-17日本代表) 前半 GK廣永遼太郎、DF7高橋峻希、3益山司、8甲斐公博、4金井貢史、MF17山田直輝、16岡本知剛、13水沼宏太、15田中裕人、27富山貴光、FW23大塚翔平 後半 GK吉田智志、DF5奥井諒、6山地翔、9濱田水輝、2砂川太志、MF19山口螢、21米本拓司、10八反田康平、26端戸仁、14河野広貴、FW25大迫勇也
(京都サンガFC) GK21橋田聡司、DF23大久保裕樹、19登尾顕徳、29田村仁崇(32三戸雄志)、12山田樹、MF20倉貫一毅、4安藤淳、28姜鉉守、8美尾敦、FW24小原昇(11星大輔)、31田原豊(隅田航)
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