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悪い流れは断ち切れたのか、長崎首位奪還で上位対決へ
長崎-鹿児島、試合前の模様。気合いをいれるサポーター
第35回九州サッカーリーグ(Kyuリーグ)第7節 V・ファーレン長崎vs.ヴォルカ鹿児島
2007年5月13日(日)13:00キックオフ 島原市営陸上競技場 晴 観衆1481人
試合結果/長崎5−0鹿児島(前半1−0、後半4−0)
得点経過/[長崎]首藤(8分)、石川(59分)、首藤(66分)、有光(75分)、鎌田(84分)
文/ふかえ まさひろ
個人的な多忙もあって、開幕の島原集中開催以来となるV・ファーレン長崎(以下長崎)の生観戦。その間、長崎は連勝こそ重ねていたものの、内容はかなり悪かった、との観戦した知人情報もあって、やきもきしていたら4月29日、沖縄かりゆし相手に1−0の初黒星。
6試合目での黒星は昨年(北九州にPK負け)と同じながら、90分負けは、昨年は優勝決定後の最終戦のみだっただけに、かなりいやな感じ。そう思ってたのは私だけじゃなかったようで、会場でもいろんな言葉が。その直後となったこの試合、長崎は伝庄と石川が今季初先発。ホームゲームで立て直しを図った。
相変わらず強風の島原、前半風上を選んだ長崎は早いうちからロングボールを前線に送る。それに対し鹿児島はDFラインを高くしてオフサイドをたびたび取る。前半だけで鹿児島の間接FK9本。先制点は右サイドの佐野のクロスをゴール前に走りこんだ首藤があわせ、開始8分で長崎が奪った。
59分、先発起用に応え、貴重な追加点を挙げた石川(中央)が岩本監督に抱きつく。
その直後、長崎のDFとGKの連携ミスを鹿児島の山田に突かれピンチは迎えたものの、前半はロングボールや両サイドからのクロスなど、個人技で勝る長崎が鹿児島ゴール前に再三再四攻め込む。一方、鹿児島は前線で消えていた花房や西を前半で下げるなどして、残り10分の時点で一時4−3−3にすると多少は持ち直す。
圧倒的に攻めながら追加点が奪えない展開、後半もシュートがポストにも嫌われるなど運もない。今まで何度となく繰り返されてきた、長崎の悪い試合パターン。攻撃も単調になり、イライラと前節黒星の悪い流れがよみがえるのでは、という不安。
そんな雰囲気を打開したのが石川のゴール。59分に田上のパスから流し込んだゴール、その直後、真っ先にベンチにかけより岩本監督と抱き合った石川ら選手たち。今季初先発の期待に応えた石川のゴールは、悪くなりかけた試合の雰囲気を変えた意味で非常に大きなゴールだった。
これで何か吹っ切れたのか、66分には首藤がこの日2点目、75分にはすばやいリスタートから有光がGKの股抜きシュート、84分には立石の低いクロスをニアの鎌田がヘッドで飛び込み5−0。鹿児島の反撃もシュート5本に抑え、スコアだけ見れば長崎の快勝。この日、新日鐵大分が北九州に0−3で破れたため、首位に再浮上した長崎。黒星直後の試合、さらに前半の内容と悪くなりかけた流れを、この勝利で断ち切れたのか。
これからアウェイで4位北九州、ホームで3位新日鐵大分、そして沖縄で2位のホンダロック(といっても勝点で長崎と並び、1試合少ないので実質首位といえる)と上位相手の3連戦という前半戦の正念場で、長崎の真価が問われる。
次回の生観戦は6月3日(日)、前半戦最終戦となる沖縄集中開催でのホンダロック戦を予定。この試合をどういった状況で迎え、何位で折り返すのやら。久々の沖縄の夜同様楽しみだ。なお、会場が糸満から沖縄市営陸上競技場に変更になっているので、感染予定の方はご注意を。那覇空港から路線バス1本でいけるみたいで。
この日も2ゴールを挙げた首藤がサポーターの歓声に応える。現在11得点でリーグ得点王
V・ファーレン長崎
GK:近藤健一
DF:久留貴昭 税所義博、伝庄優(85分→大久保龍太)、立石飛鳥
MF:田上渉、佐野裕哉、小田幸司(78分→竹村栄哉)、石川高大
FW:首藤啓祐(75分→鎌田安啓)、岩本昌樹(69分→有光亮太)
SUB:GK出口寿 DF加藤寿一 MF原田武男
ヴォルカ鹿児島
GK:柳本勇斗
DF:東太陽 日高潤也 松下尚樹、川邉直太
MF:久野聡 諏訪園一吉 原信吾(63分→長浜隆浩)、花房瞬(15分→藤田俊
一)
FW:西眞一(36分→宇都孝弘)、山田裕也(70分→廣濱賢一)
SUB:GK堀川智行 MF永田星馬 城本裕馬
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