topnewscolumnhistoryspecialf-cafeabout 2002wBBSmail tolink
 サポーター通信 06/03/24 (金) <前へ次へindexへ>

 サガン鳥栖 サポーター通信 〜前を向いて


 レポート/“充・福矢”
 2002worldをご覧の皆様、はじめまして。
 今回より、サガントス・サポーター通信員を務めさせていただきます“充・福矢”と申します。至らぬ点等、多々あると思いますが、宜しくお願い申し上げます。

 さて、第4節を終え、J2で未だ勝利がないのは、モンテディオ山形と我らがサガントスの2チーム。「J2第一期生・居残り組」が、こんなところで揃ってしまったのは何とも残念なところ。しかし、シーズンは始まったばかり、選手・サポーター共に前を向いていきたい。

 先週末から、神戸、柏の降格組と相次いで対戦したサガントス。柏戦はシュート4本、特に後半は0本という記録(神戸戦はシュート6本)で不安をかきたてられるが、その内容は必ずしも悲観的なものではないように思う。


 先週土曜日、3トップという布陣で挑んできたヴィッセル神戸。いかにも攻撃重視のように思える布陣だが、私の目には守備の面で光るものが多かった。 前線からの厳しいプレス、そして、それに連動した中盤以降の動き。サガンが最終ラインでボールを拾っても、巧みにコースを限定され、バックパスを繰り返す。

 いつのまにか周りを神戸の選手に囲まれ、苦し紛れのロングパスを多用する羽目となった。また、プレッシャーを受ける前に、ユンをはじめ、中盤にボールを預けるも、やはり素早いプレスに前を向くことができない。中盤を省略し、前線に蹴り出しても、神戸DF陣がサガンの2トップをガッチリと捕まえていたため、ポストとしてボールがキープし、味方の上がりを待つことも、またスペースに抜け出ることもままならなかった。ギリギリを狙ったパスも、神戸GK荻の飛び出しの前に、功を奏することはなかった。

 逆に守備では、右サイド衛藤のオーバーラップしたスペースを神戸FW近藤に自在に使われ、カウンターで2点を献上。本職でない衛藤の対応のまずさもあったが、他の選手のカバーリングに問題があることも見逃せないだろう。右SHに山城を上げ、右SBに山城を下げて臨んだ柏戦においても、サガンの右サイドを狙った攻撃が多く見られ、そこから2点を奪われている。次節の対戦相手のザスパ草津には、スペースへ走りこむのが上手い左サイドの佐田、前線の高田、そして彼らに正確なパスを供給するレフティーの島田もいる。万全のケアをしなければ、なかなか厳しい戦いになるであろう。

 週が明けての柏戦。
 シュートという記録には結びつかなかったものの、攻撃において、ある程度の手ごたえはつかめたように思う。神戸ほどのプレスはなかったことに加え、中盤をダイヤモンド型にし、ユンと山口との距離を離したことで、ボールの収まりどころができ、中盤で前を向く機会が増えた。前述のカバーリングにおいて課題は残しつつも、途中出場の蒲原に代表されるように、サイドで縦への勝負を仕掛けるシーンも目に付いた。プレーに余裕が出来た分、トライやダイレクトプレーという選択肢を選び、より有利な状況で前を向き、スペースを活用することが出来たのではなかろうか。


 さて、次節の対戦相手である草津は、開幕戦で神戸に3−0と勝利したものの、東京Vに0−4、徳島Vに0−2と相次いで完封負けを喫している。失点を恐れ、DFラインがずるずると下がり、バイタルエリアで相手選手にフリーでボールを持たせる場面が多かった。また、サガンが苦しんだような前線からのプレスも決して激しくはない。加えて、DFリーダー鳥居塚の離脱した3バックは、ボールを持った選手への当たりとカバーリングの役割分担が不明瞭であったり、ラインが整わずにギャップが生じ、裏へ飛び出させてしまったりすることもあった。

 ユンというJ2屈指のパサー、新居という裏への動き出しが持ち味のFWを擁するサガンの攻撃が、ゴールという実を結ぶのは極めて高いと思われる。島田の正確なキック、そして、太田、チカの長身が活きるセットプレーの守備に注意を払うことを忘れなければ、鳥栖スタジアムに笑顔という桜がきっと開花する。
<前へ次へindexへ>
topnewscolumnhistoryspecialf-cafeabout 2002wBBSmail tolink