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| サポーター通信 06/03/24 (金) | <前へ|次へ|indexへ> |
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セレッソ大阪 サポーター通信 〜苦しいときこそ最大の応援を レポート/ぼへみあん |
今週は、日産スタジアム、さいたまスタジアム2002のアウェイ2連戦となった。2試合ともツァーバスで訪れたがさすがに50を超えた身にはつらかった。
日産スタジアムでセレッソの試合を観戦するのは3度目であった。対横浜フリューゲルス戦(1998年)と対横浜F・マリノス戦(1999年)で、7−0、6−0のスコアで、はなはだ縁起の悪いスタジアムであった。今期初先制点である開始1分の森島(寛)の通算92得点目も実らず、右サイドからのドゥトラの攻撃をとめることができず、逆転負けを喫した。この試合では、それまで右サイドであったピンゴをボランチに回し、山田を初先発させ、ミスが続いていた柳本を下げ、藤本を左CBとした。基本的なシステムは変更を加えなかったものの、動き自体は悪くはない。
しかしながら、パスはつながらず、バランスが取れているのに崩されていく。パスは出し手が悪いのか、受け手が悪いのかもわからない。ピンゴが前を向いて出そうとしたコースには誰も入り込まず、逆にピンゴが入り込もうと狙っているスペースにはボールが出ないため、ピンゴが地蔵状態になる。下村もいいプレーをしたと思えば、凡ミスをしてしまう。森島、古橋のツーシャドウもボールに絡めない。左サイドのゼ・カルロスが上がり気味のため山田が上がれず、といってカルロスが下がっていても上がらない。全てがちぐはぐなのである。
加えて、この日のゴール裏は応援の声がなかった。僕自身はいつものようにゴールの真後ろで観戦していたのだが、いわゆる声を出しているサポーターたちは、バックよりに陣取っていた。中心メンバーである、レアル・オオサカ・ウルトラスのコールリーダたちが小林監督に対する抗議として声だし応援をボイコットしたため、応援がまとまらず、遠く離れていない僕たちの場所までさえ、声が届かない状況だった。前節のガンバ戦での出来事に続いて、ゴール裏に不穏な動きが見え始めてきたのである。
2日おいてレッズ戦であった。さいたまスタジアム2002ははじめ訪れるスタジアムであった。スタジアムの外には広場と屋台があり、赤いレプリカを着用したサポータたちで一杯だった。この場に到着したのは、試合開始5時間前。それでも人は一杯で、しかも広場でくつろいでいるのである。おそらく指定席を持っていると推測されるのであるが、それでも5時間前から(しかも、今日はワールド・ベースボール・クラシックの決勝戦があった)、ハイキングに来ているがごとく楽しんでいるのである。やはりサッカー文化が根付いているのである。
試合内容については、マリノス戦と変わらない。右サイドを山田から河村にかえたが事態は好転しない。山田、河村、ピンゴとも個々に見ればいい選手なのだが、結局ファビーニョと久藤のチームにおける存在感は計り知れないものだったということか。
逆に言えば、彼らがいないと機能しないチームしか作りえなかったということは、小林監督の責任でもあるかもしれないし、ブラジルへの帰国を願っていたファビーニョはともかく、久藤を条件面で折り合わず移籍させてしまったフロントにも責任がある。そこまで言わないにしても、自信をなくしている状態では、相当のカンフル剤が必要といえよう。
この試合でも、応援ボイコットが見られた。しかも、小林監督を糾弾する弾幕を掲げてである。そしてこの弾幕は、ほとんどのサポータに隠されて張り出されたのである。報道ではサポーター全体が呼応しているように思えるが、事実はほんの一部のサポータだけであり、なおかつ彼らは、ゴール裏ですわって静かに試合を観ていたのである。サポーターに対する背信行為である。彼らの基本的な主張は、ゴール裏は声を出す場所ではなかったのか。ゴール裏は立って応援する場でなかったのか。自分の主張のために基本姿勢を崩したことは言い訳が聞かないと思う。
さて正念場のホームでの新潟戦である。昨年の開幕3連敗は、いい負け方をした3連敗だったので立ち直ることができた。しかし、今年は得点をとられた後、浮き足立ち、さらに失点を重ねるという悪い負け方をしている。加えて、サポーターたちの動向が懸念される。スタジアムの雰囲気が選手のプラスにならない。自分の主張は主張としてとして認めるが、それを試合中のサポートの場に持ってくるのは別問題である。戦っているのは選手である。前回も書いたように応援は自己主張ではない。前節初めて90分間立ちサポーターの中で応援したが、苦しい状況の中、同じサポートをしたいと思う。選手を見捨てたくないからである。
レアル・オオサカ・ウルトラスが今回も応援をボイコットするかどうかはわからないが、そのほかのサポーターたちは以前にもまして精一杯応援するようであり、ネットを通じて呼びかけをしている。チームの状況を心配することもサポーターの役割であろうが、試合中になすべきことは戦っている選手たちに力を与えることである。
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