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 サポーター通信 06/03/03 (金) <前へ次へindexへ>

 鹿島アントラーズ サポーター通信 〜制覇一新の今シーズンが始まる


 レポート/青山ケイ
 柳沢がギリギリで復帰決定となったものの、新人3名+田中復帰のみの獲得で最大の補強が監督と、他チームに比べオフが限りなく地味だった鹿島。でも、監督が変われば戦術・練習方法等一新されここ2〜3年のマンネリは打破されると期待は大きい。

 ということで2月10日、11日と宮崎へ飛びキャンプ練習見学をしてきた。キャンプを見る限り、まず練習開始から終了までメリハリがあり、またフィジカルもボールを使いながら、ポジショニング練習も頭を使いながら、といった様子でセレーゾの時とは一味も二味も違うように見えた。監督もフィジコもすでに選手の名前を覚えており「イバ」「大樹」等ニックネームで呼んでいるのが微笑ましかった。

 見学時には既に名良橋が別メニューで、高卒新人の内田篤が右SBに起用されていたため必然的に彼に注目したが、回りが彼の良さを生かそうと守備のカバーに気を使いつつ、攻撃参加を積極的にさせていた。初めて彼のプレーを生で見たが、飛び出すタイミングの良さ・スピードは名良橋と相馬の良さを足したようなところがあると思う。フル出場のカタールから帰ってきたばかりのわりにはスタミナがあるようである。ただ線がとても細いので、1対1等の守備ではアタリ負けすることも多いだろうが、そのあたりはとにかくこれからで、目をつぶらなければならないと思う。

 その他印象に残ったのは、深井がキレキレだったことと、控え組の田代・田中あたりが積極的なプレーを見せていたあたりか。別の機会にある選手に聞いたところ、ボールを使いながらのフィジカル練習は楽しく、また連携等でかなり細かい指示があるとのことだった。今まであまり細かい約束事があるようには見えなかっただけに、今年の鹿島はこのあたりは整理されそうで新監督の手腕に期待したい。

 そして26日に行われた今シーズン初の公式戦である水戸とのプレシーズンマッチ。こちらは選手達が合宿からの練習の疲労が見え、動きがあまり良くなかった。心配された内田はミスも多かったが、フリーランを再三繰り返しており、青木はそれなりに使っていたと思う。少々心配なのは増田で、慣れないボランチだからか判断が遅く展開に乏しかった。飛び出している内田をもう少し見てほしかった。代表から戻った本山が回りとあまりあわず重そうだったのも気になった。

 攻撃ではサイド重視志向なのはキャンプでもわかったが、新井場の二列目起用は効果的とは思えず、クロスの精度云々はあるにせよ、守備面の強さや長い距離を走れる点から、新井場はやはり左SBで起用してほしいと思った。

 よかったのは深井・田代、そして青木あたりか。青木はキャンプでは2日連続で監督からの個人コーチングを長い時間受けていたので頭の中がパニックではないかと心配したが、落ち着いた球さばきや前線への飛び出し等を見るとだいぶ整理され自信がついてきたのだろう。

 水戸戦で開幕が心配になったサポーターは多かったと思う。ただ私は運動量・常に全力投球を要求しチームのために犠牲になる精神を尊ぶアウトゥオリ監督の人となり、ポリシーを信じていきたい。正直すぐは結果が出ないかもしれないが、生みの苦しみと覚悟しようと思っている。とはいえ、小笠原・柳沢が加わり、復帰間近のアレックス・フェルナンドとで内田篤デビュー戦となる広島戦を、苦手なビッグアーチでを何とか勝利に導いてほしいものである。
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