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 サポーター通信 06/07/28 (金) <前へ次へindexへ>

 鹿島アントラーズ サポーター通信 〜再開J1を乗り切る


 レポート/青山ケイ
 W杯期間中の2ケ月以上の中断期間がやっと終わりJ1リーグ戦が再開した。その間にナビスコ準々決勝を戦い、また石川/内田の移籍&ファビオ・サントス/ダ・シルバの加入と選手の出入りがあり、さらにはJヴィレッジで合宿をこなし、質量ともに戦力アップを図ってきた。私も1日だけJヴィレッジ合宿を見学したが、ほぼ全員が怪我もなくフィジカル練習と戦術練習を平行して行うチームの雰囲気は明るかった。監督がさかんに言っている健全な競争がいよいよ実施されるのだろうと、こちらも大いに期待している。ただ、新ブラジル人が2人とも左SB&2列目、2列目&FWと本来の補強ポイント(ボランチ・CB)ではない点が気になる。2列目の熾烈な競争に比べCB・ボランチは層が薄すぎると思うのだが。

 中断期間の成果がいきなり試されるはずだった川崎F戦では前半の出来は良かった。ダイレクトにパスをつないでゴール前まですばやく運び、シュートチャンスを作る。守備面でも、前半は相手はミドルくらいしかチャンスを与えなかった。合宿の成果が出たと期待できた。しかしフェルナンドが不用意なファウルで前半終了前に退場。後半45分をまるまる10人で戦うことを強いられ、結局2−4で敗退した。もともと運動量で負ける川崎相手に1人少ないのでは、とにかく苦しい。しかも、ドリブルと運動量を期待して投入された本山は劣勢を打開できなかった。この状況でこそ、深井の投入が1人少ない分をカバーする運動量としつこい守備・カウンターで相手に脅威を与えられたと思うのだが・・・。

 続くアウェイ2連戦、FC東京戦・新潟戦はどちらも同じような展開となった。前半は慎重に入りすぎなのか、ポゼッションはするもののボールが前に出ず中盤でカットされサイドを逆襲される。違いはミドルの精度で、失点を食らうかどうかの違いがあったくらいだった。

 後半の入りは良く、スペースが開いてきたところをパスでうまくつなぎ、両SBや青木のオーバーラップ、ドリブルが相手にボディブローのように利き出し、後は勝負どころでゴールを決めて勝利。ただ、いくらアウェイで様子見とはいえ、慎重すぎる入り方で相手の良さを引き出させてしまう戦い方は不満が残る。緩急の緩しかないパス回しで勝負できるほどJ1は甘くないはずだから。

 3試合を通して特に出来が良かったのはアレックス、そして青木だと思う。アレックスの献身的な守備と運動量、チャンスを逃さないセンス等は相変わらずさすが。そして良い意味で驚いたのは青木。守備では体を入れてのボール奪取やスライディング等汗をかけるようになり、また攻撃面では果敢なオーバーラップ・ドリブル・スルーパスとスケール大きいプレーを再三見せるようになった。もともと得意なフィールディングも健在。入団時から期待され続けた彼がいよいよ一皮向け本物になりつつあるのだろう。今シーズンの成長が楽しみである。
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