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 サポーター通信 07/04/13 (金) <前へ次へindexへ>

 セレッソ大阪 サポーター通信 〜ネガティブからポジティブに変化


 レポート/ぼへみあん
 わずか1週間前には先の見えなかったチームが大変身した。クリスマスツリー大作戦という奇策を弄していた都並監督が、鳥栖戦では4−2−2−2という、いたってノーマルなシステムを採用してきた。結果は、今までの数試合はなんだっただろうという思いをさせてくれるほどの好結果となった。チームとは一瞬にしてこれほど変化できるものなのか。先週までの不快感を一掃してくれた。

 この日のメンバーは、GKの吉田を除くと、柳沢の27歳が最年長。森島康、山下に加え、ベンチスタートの香川、柿谷といった10代カルテット。この日活躍した酒本にしても22歳でといった極めて若いメンバーで構成された。

 おそらく都並監督は第1クール序盤の強豪チームに、この若いチームを与えるのが不安だったのだろう。なんとか勝点をという気持ちで戦ったが、結果を出せなかった。ようやく、地力の劣るチームとの対戦となったこと、森島寛の故障といったこともあり、若手中心のノーマルな戦い方をしたのであろう。

 やはりセレッソの若手には素質がある選手が多いことが証明された。まだ、ミスはあるものの、成長の過程でのミスである。また濱田や酒本といった中堅選手のなろうかという選手の成長も見られた。特に、酒本の身体のたくましさには惹かれた。フィジカル面が強くなったことから右サイドでの展開に光るものが見られた。濱田の運動量も成長が見られた。また、柳沢、羽田の移籍選手も、両サイドでうまくバランスをとっていた。

 水曜日は、愛媛での生観戦であった。現地のヤンマー関係の方々が約40人、ゴール裏で応援に加わっていた。愛媛戦も同じ戦い方であった。前後半それぞれの立ち上がりこそ愛媛がアグレッシブに攻めてきたが、時間の経過とともに力の差が顕著になった。

 結局2試合連続の完封勝利を収めたが、それより収穫があったのが、若手選手のアグレッシブさであった。西澤、大久保、下村、ブルーノらの移籍によりレギュラーポジション奪取への彼らの意欲が見られる。得点には至っていないが、森島康のポストプレー、苔口の攻撃性は評価できる。柿谷も動きに高い素質を見せている。山下はDFで江添とともにこのクラスでは十分な戦い方を示している。

 今後、再度上位チームとの対戦までに、さらなる成長を見せるか。まだまだ壁にぶつかることもあろうが、それは成長のための壁である。前回も述べたが、今のセレッソの補強は不要である。補強によって若手のポジション争いに水をさすくらいなら、負けてもプラスになるような戦い方をしてほしい。

 次節の山形戦は短期間の間の長距離移動であるが、同じメンバーで行くことが予想させるが、もしかすると堂柿や小松といった選手が帯同する可能性も十分ある。

 予想以上の成長を見せている若手に大いなる希望を与えられた。もしかすると、3年後のセレッソはとてつもないチームに大変身しているかもしれない。そしてまだプレー感覚には衰えを見せていない森島寛から吸収すれば、予想外のことを期待しても贅沢ではない。J2に落ちたことをネガティブではなくポジティブに考えてもおかしくない期待感に満ちてきた。
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