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| サポーター通信 07/05/11 (金) | <前へ|次へ|indexへ> |
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セレッソ大阪 サポーター通信 〜サポーターに問われるもの レポート/ぼへみあん |
突然の解任劇に見えた。少し時系列的に見てみよう。クルピ氏へ監督要請の記事が最初にオープンになったのは。4月23日発売のサッカー専門紙「エル・ゴラッソ」であった。20日にブラジルの複数メディアで報じられたということであった。その2週間後、スポーツ報知で同様の記事が掲載され、西村前GMの否定記事が続き、一転西村GM、都並監督、藤川コーチ3人の解任とクルピ監督の就任が発表された。
一連の出来事には不可解な部分も多い。都並監督他の解任を決めた(あるいは考慮し始めた)時期はいつなのか。遅くともモンテディオ戦が終わったころである。ただ、この時期は、サンガFC、サガン、愛媛FCに勝利を収め、チーム状況も光明を見せ始めた時期である。とすれば、もう少し前かもしれない。すなわち昨年に続き、開幕数試合での監督更迭である。加えていえば、2004年も同様であるから、監督選定に大きな欠陥があるといわざるを得ない。キャンプまで完全とはいわないまでも、無駄にしているのだから、失ったものは多い。
そもそも、今年のセレッソの戦力を考えると、J1復帰を簡単にいくものではないことはわかっていた。それゆえ、今年は若手に経験させ、チームを作ることが主であり、昇格については終盤になるまで考える必要はないと思っていたし、むしろ目の前の1勝にこだわるあまり、貴重なチーム作りがおろそかになることを懸念していた。それが、クリスマスツリー作戦に対する私の批判であり、開幕戦に対するブーイングへの批判であった。
セレッソのサポーターも考えてもらいたい。パルケ(セレッソ公式HPの掲示板)やいろいろなブログをみると、今になって若手育成と昇格の両方は難しく、前者をするべきだったという趣旨のコメントが多くなっている。ところが、シーズン初期には、何が何でも昇格、昇格しないと選手がすべてに逃げてしまうという強迫観念、あるいは現在の戦力の過大評価がほとんどではなかったか。それが開幕戦のブーイングである。ブーイングの意味は各自それぞれ意味が異なるであろうが、結局は、その時点のチームの否定という意味しか受け取られない。柿谷へ与えたような歓喜のコールを都並監督へ与えただろうか。サポーターはサポータの意味を知ってほしい。サポーターとは単なる評論集団でもなく、単なる応援集団でもないのである。ましてや客ではないのである。
西村GMに対する評価もいろいろあるだろうが、少なくとも西村氏の解任によって彼がやろうとしていた次世代のチーム作りに暗雲が漂っている。しかし、ここにきてもなお、社長は、昇格にこだわっている(クルピ氏のコメントとは異なっていることも不可思議である)。この社長のこだわりはなんなのか。サポーターの前だから美辞麗句で済まそうとしているのか。あるいは、社長が見ている方向が異なるのか、あるいはそうせざるを得ないのか。
チームを立て直すのはフロントではない。サポーターの力が重要だ。サポミは糾弾大会にしてはいけない。今問われているのは、フロントではなくサポーター自身である。サポーターはクラブに求めるのではなく、クラブをつくりあげるものである。そのことを肝に銘じなければ、セレッソの悲劇はもっと大きくなるだろう。
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