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| webnews 06/02/25 (金) | <前へ|次へ|indexへ> |
日本代表、順当にインド代表を下す
AFC ASIAN CUP 2007 グループA 日本代表vs.インド代表
2006年2月22日(水)19:25キックオフ 日産スタジアム 観衆:38025人 天候:曇
試合結果/日本代表6−0インド代表(前1−0、後5−0)
得点経過/[日本]小野(32分)、巻(58分)、福西(68分)、久保(79分)、佐藤(83分)、久保(93分)
文/中倉一志
日本が初めてアジアの頂点に立ったのは、1992年に広島で行われた第10回アジアカップ。この大会が日本にとってのターニングポイントになったことは誰もが認めるところだろう。アジアカップに限って言えば、それまで9回開催されたうち、そもそも日本が参加したのは3回だけ。しかもフル代表を派遣したのはただの1回しかなく、いずれも予選で敗退していた。しかし、第10回大会以降は優勝3回、ベスト8が1回。そして3連覇を目指して今大会予選に臨む。
日本は、サウジアラビア、イエメン、インドとともにグループA。上位2チームが本大会への出場権を得るレギュレーションでは、日本のグループリーグ突破は確実視されている。そんな中で、当たり前の結果を当たり前に得ることはもちろんだが、代表候補に挙がっている新しい選手たちを試し、経験を積ませ、更に力の差を見せ付けて勝つことが求められている。当然のように守りを固める相手との戦いはやりにくいものだが、それでも力の差をスコアに表すことが大切だ。
実質的なインドのフォーメーションは4−5−1。前線にバイチュン1人だけを残し、最終ラインに4人。その前に5人を並べて守備を固める。日本に対して厳しくプレッシャーをかけるわけでもなく、マイボールを素早く運ぶわけでもなく、まずは守りを固めている。当然のようにボールを一方的にキープする日本。しかし、飛び出すスペースはなく、日本のスピードが上がらない。これだけ守られてしまっては、それも仕方のないことか。
8分の久保、10分の巻、そして12分の小笠原と日本は決定的なシーンを演出する。しかし、この3回の機会を逸したことで試合は停滞していく。この後はインドのゆったりとしたペースに合わせてしまい、チャンスらしいチャンスを作れず、シュートらしいシュートも打てないままに時間が経過していく。ようやくゴールが生まれたのは32分。相手の不用意なヘディングによるバックパスを、最前線に残っていた小野が流し込んだ。インドからのプレゼントゴールだった。
インドの前半のシュートは41分。ゴール前、右側の位置で得たFKをバイチュンが直接狙う。きれいな弾道を描いたボールは右サイドネットへ。日本が唯一ゴールを脅かされたシーンだった。結局、前半は大きな動きのないままに1−0で終了した。やりにくい相手とはいえ、12分に作った決定機以降、意図した仕掛けが見られないままに過ごした前半に物足りなさも残る。
それでも、慌てずにボールを動かし続けていたことがボディブローのようにインドに効いてきたのだろう。少しずつスペースが見つけられるようになり、日本の動きにテンポが生まれてくる。そして58分、小野からのパスを受けた加地が右サイドを突破。再び小野を経由して戻ってきたボールに長谷部が右足を一閃。そのままでもゴールインしたかに見えたが、ゴール前にポジションを取っていた巻が腹の部分に当ててコースを変えて2点目をゲットした。
これで流れは一気に日本に。68分、右からのCKに福西が頭で合わせて4点目を挙げると、79分には小笠原からボールを受けた久保が、途中出場の佐藤とのワンツーで中央を突破。落ち着いてゴールに流し込む。その4分後、今度は佐藤がゴールネットを揺らす。斜め後方の加地から出たらストパスを巧みに前に流して右足を一閃。ボールがゴール右隅のネットを揺らす。途中出場から7分後のプレー。代表定着へのアピール弾だった。
日本の攻撃を締めくくったのは久保。ロスタイムに入ってから3分後、小笠原のラストパスから左足でゴールネットを揺らす。前半は相手の守備的な戦術を差し引いても物足りなさが残ったが、終わってみれば6−0。日本は実力通りにインドを下した。
この日、それぞれにアピールをした巻、長谷部、佐藤の3人は海外遠征から外れた。しかし、アメリカ合宿から続くキャンプと実戦の舞台での経験は彼らに大きな経験をもたらしたはずだ。この経験を元にJリーグで実績を積み重ね、再び代表選手として戻ってくることで日本代表チームも成長を遂げることになる。彼らの今後の活躍に期待したい。
| (日本代表) | (インド代表) | |||||||
| GK: | 川口能活 | GK: | ナンディ | |||||
| DF: | 加地亮 宮本恒靖(72分/茂庭照幸) 中沢佑二 三都主アレサンドロ | DF: | マンジュ マヘシュ スルクマル プラディープ(82分/ジェームズ) | |||||
| MF: | 小笠原満男 福西崇史 小野伸二(72分/遠藤保仁) 長谷部誠 | MF: | メタブ(77分/マンジット) メラジ サンジブ アジャヤン | |||||
| FW: | 久保竜彦 巻誠一郎(76分/佐藤寿人) | FW: | ナビ バイチュン | |||||
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