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 Road to Beijing 07/05/29(火) <前へ次へindexへ>
Road to Beijing: それぞれの仕事
アジア女子サッカー2008最終予選(北京オリンピック2008最終予選)


文/HIRO@伊賀FCくノ一サポ

 サッカーの試合においていつも考えることがある。それは、自分がサポーターであること。誰に頼まれたのでもなく、自分の意思で好きなチームのゴール裏に出向き、試合中大きな声を出して声援する。サポーターの定義なんて無く、自分が名乗れば出来る、なんて事の無いことだ。でも、そんな自分に選手はいつもありがとうといってくれる。

 サッカーの試合は、両チームの選手がいて審判がいれば成立する。そこにチームスタッフ・会場の運営スタッフがいればスムースに試合は行われる。サポーターの存在は? 考えようによってはドウでもいいのでは?



 昔、高校生の頃、クラブ活動でバドミントン部に在籍していた。その頃、バドミントンは中学生から始めて高校で続けている選手がほとんど上位を占めていた。たまに、運動神経の良い奴がそれに割って入る程度。

 自分達は高校から始めた10人のクラブ。先輩にも県大会へ出た人がたまにいる程度の無名校だった。そんな自分達が高校3年の時、団体戦で関東大会に出場した。県の南部地区予選の時、実力と運が重なり2位となり県予選へ、あと1勝で関東大会出場という試合の時、自分達はいまだかつて無いくらいの団結と集中と仲間の応援で試合に臨んだ。人間の集中力はすごいと思った瞬間だった。

 自分自身でも経験のあることだが、たまに自分でも不思議なくらい何をやってもうまくいくことがある。そんな時は調子に乗る、そしてどんどんすごいことができ、何でも出来るような錯覚になる。元来、人間とは多少の差はあってもそんなものだろう。



 サポーターとは?元来選手の持っているであろう調子に乗ったすごいプレーを試合中に出させるために、良いプレーに沸き、拍手し、声援を送る。そんな役目を担って、自分の意思で試合に参加している、ということではないだろうか?そういう気持ちを選手に伝えるために声援をおくる。試合を観戦にくるというのではなく、選手と共に試合に参加するということではないだろうか?

 女子代表の試合は、最近まで海外での試合が多く試合会場で参加できるサポーターの数も少ないのが現状だった。ある日までは・・・・・。2004・4・24 アテネオリンピックアジア予選 対北朝鮮戦。その日は、国立競技場に30,000人を超える観衆が入った。女子サッカーの試合でそんな記憶は今までにはないくらいの人数だ。その、ほとんどが試合に参加し、声援を送った。

 結果は、その時まで勝ったことのない北朝鮮に勝利し、アテネオリンピックの切符をつかんだ。それは、ある意味奇跡でもあり、しかしまた間違いのない真実だった。選手と共に国立に集まったサポーターが一緒に勝利を味わった瞬間だった。

 選手と一緒に試合をする。選手のフィールドでのプレーとは違うもので相手にプレッシャーをかける。勝利の瞬間まで・・・・・。選手のワンプレーに一喜一憂し、それでも勝利を信じて声援を送る。

 それが、自分の仕事!! 自分の出来ること!!


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