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| Road to Beijing 07/06/02(土) | <前へ|次へ|indexへ> |
Road to Beijing: 五輪への想いが熱く燃える舞台
アジア女子サッカー2008最終予選(北京オリンピック2008最終予選)
文/株式会社モック 石井和裕
五輪予選で思い出した。2004年4月24日、それは女子サッカーが熱く燃えた日。アテネ五輪出場を賭けて北朝鮮女子代表チームとの決戦の日だった。 あの時、試合前に国立のメインスタンド側で20代の男性がトラメガを使って
「この試合の重要性」「日本と北朝鮮のサッカーにおける関係」「なでしこジャパンの戦い方」「応援の方法」
を呼びかけていた。メインスタンドの聞き手の反応は乏しく、それを不安に思ったのか、それは長い長い「演説」だった。メインスタンド、そして、隣接するゴール裏スタンドは、誤解を恐れない表現で言えば「白けていた」。
なぜ、反応が「白けていた」いたのか。それは、メインスタンドを占めたファンの大半は、実は、その20代の男性よりも、ずっとサッカーに対する思い入れが深い人が大半だったからだ。そりゃぁ、そうだろう。女子の試合に来る20代中盤以上の男性や、年齢を問わず女性ともなれば、その試合の重要性は百も承知。五輪出場の大切さ、日本代表のアイデンティティは身体の隅々にまで染み付いている。メインスタンドの聞き手たちは大人の対応として、「釈迦に説法」の呼びかけが終わるのを、ちょっとイライラしながら待っていただけだったのだ。
今、海外組を加えたオシムジャパンと比べれば、なでしこジャパンの注目は高くはない。それでも、全国の女性サッカープレーヤー、そして急激に増えつつある女性フットサルプレーヤーの憧れの的であり、日本を代表する選ばれし選手たちだ。その応援に、一万人以上が集まることは間違えない。そして、この試合の魅力は、「選手、スタッフ、観客席、全ての人の想い入れが、とてつもなく強い」ことにある。「五輪に出たい!」「韓国には勝ちたい!」という想いの濃度は、他のどのスポーツ会場よりも間違えなく濃厚だ。ゴール裏、メインスタンド、バックスタンド、いずれのスタンドにも、その思いを心の奥から外に向かって放射したい人々が集まってくる。あの2004年4月24日、北朝鮮女子代表との決戦と同じように、2007年6月3日には全てのスタンドから熱い想いがフィールドの選手たちに降り注がれるだろう。
決戦のスタンドに足を踏み入れる時の高揚感、それは、まさしく「football真剣勝負」予選の醍醐味といえる。2004年4月24日以来、やっと巡ってきた魂を揺さぶる女子のライバル対決ビッグマッチ。その舞台が国立競技場2007年6月3日なのだ。多くのfootballファンが、その醍醐味を味わう機会を逃さないことを願う。そして、多くの日頃頑張っている女性たちが、この醍醐味を体験し「好きなことのために努力し晴れ舞台を自らの力で得た日本女性の代表たち」に声援をおくってほしいと思う。この日、国立競技場に訪れる人は、勝ち点3以上の貴重な価値を、それぞれの心に加えられるはずだ。
※6月3日の韓国戦に3万人の観衆を集めよう!!「30000人プロジェクト」はこちらから
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