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 第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会 <ゲームレポートへindexへ>
松本育夫監督(サガン鳥栖)記者会見
第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦 サガン鳥栖vs.立命館大学


・試合を振り返って

 1回戦、われわれにとっては苦戦するだろうというのは覚悟の上でした。この1週間、メンタルの面、全ての面でプレー、そのほかの部分でも、怠りのない準備をしてきましたけれど、相手のチームを褒めざるを得ないと。非常にいいチーム、ボールを良くつなぎ、我々よりも攻守の切り替えが速くてですね、前半はゲームの主導権を相手が握っていたと私は思います。

 後半、最後のほうになりまして、相手のマークがずれてくる、時間の経過とともに甘くなってきたところで、もう少し我々としては、決められるべきものを決めておけば突き放すということが出来たんですけれども、その突き放せないところがサガン鳥栖のチーム力だということで、これを反省にして、これからのノックアウト方式の天皇杯、残された9試合のJリーグに今日の反省を生かして臨みたいと思います。特に攻守の切り替えと、相手が厳しく守備に来たときのもっと単純なプレー、その辺のところを勉強させてもらいましたので、それを生かさないことはないんで、この後のゲーム、練習に生かしていきたいと思っています。


・今日の試合に備えて、前線からボールを追って、DF、中盤が連携してボールを奪うという準備をしてきたと思うんですが、それが前半上手く行かなかったのは、相手が上回っていたからなのでしょうか。それとも鳥栖が機能していなかったからなのでしょうか。

 うちが機能していなかったからだと思いますね。ただ機能しなかった戦いになったというのは、やはり立命館大学の技術と戦術が優れていたからだと思います。それが何かといいますと、ひとつは守備のところで最終ラインと中盤の所に空間が出来ていました、ここのところに非常に数多くパスを入れられて、後ろから出てくる選手がほとんどフリーで仕事をしていました。逆にうちのほうが攻め込んだときは、前線まで行ったけれども、前線と中盤の間にまた空間が出来てですね、その場所で相手に拾われていたということです。

 我々としては、ふたつの大きな空間を作ってしまっていましたから、もっと前線と最終ラインのコンパクトにして、そこにうちの選手が大勢入っているという状況を作って、なおかつプレスをかけるということをしないとボールが取れないということだと思いますね。そこに大きなミスがあったと思います。


・先週の柏戦で久しぶりに復帰した、飯尾選手、小井出選手、藤田選手が先発で出場しましたが、それぞれの評価を教えてください

 飯尾は守備のところで良く頑張ったし、粘りのある守備をしてくれました。後半の1点、追いついた場面ですけれども、非常に貴重なプレーをしてくれたと思います。

 藤田については、やはりもっとミスの少ないプレーというものを、これから作っていかないといけないと。特に、シュートがですね、今日は取れるべきところが何回かありましたけれども、それをことごとく逃がしていました。特にGKと1対1になった場面で、ひとつは外へ外して、もうひとつはループシュートを狙ったけれども、これも外へ外したと。やはりあのポジションの役割といえば点を取ることですから、そこのところをレベルアップしなければいけないということで及第点はあげられないなと思います。

 小井出は攻守のところに休みが入りすぎます。厳しく言えばしょうがない。特に後半、3点目を取られた場面ですが、CKからのこぼれ球が相手の左サイドに出ましたよね。あそこであれだけ遅いプレーをしていたら・・・。狙われて完全に阪田に合わせられた状況ですよね。あの部分は行かなければいけません。あそこのところにも攻守ともに切り替えの遅さというものがありましたから、これも及第点はあげられないというところですね。

 及第点をあげられるとしたら飯尾の粘り強い守備と同点シュート。合格点をあげていいと思います。

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